ピザはナイフとフォークが正解。意外と知らない”イタリアンを食べる時の常識”5選

イタリアに旅行しても、イタリアンレストランに行っても堂々と振る舞える、イタリア料理のマナー。トラットリア、リストランテ、オステリアの違いは?お料理のシェアはOK?食後に頼むべきドリンクなど、知っておくと便利な情報をご紹介します。

2015.03.02 更新

美食の国、イタリア。イタリア料理のコースはフレンチ料理の原型だと言われています。お作法はさほど厳しくないのですが、これだけは知っておきたいイタリアンのマナーをご紹介します。

トラットリア、ピッツェリア..業態名にも意味があった

高級レストランから気軽なお店まで、名称ですぐわかるってご存知でしょうか?

◆リストランテ(Ristorante)
一般的に高級なレストラン。ある程度の費用と時間をかけ、食事とともに雰囲気やサービスも楽しめます。基本的にコース仕立てで注文。予約が必要です。

◆トラットリア(Trattoria)
家族経営的でカジュアルな一般のレストラン。特に予約をせずにラフな格好で入れますが、中には要予約の人気店や高級レストラン並みの店もあります。

◆オステリア (Osteria)
中世からあり、もともとは旅館の食堂でした。大衆食堂、居酒屋風の店もありますが、あくまでも飲み屋ではなくレストラン。中には超高級店もあります。

◆ピッツェリア(Pizzeria)
店内で出来たてを楽しむピッツァ専門店。注文は基本的にひとり1枚から。夜のみの営業が一般的ですが、本場ナポリのピッツェリアはお昼から営業しています。

◆スパゲッテリア(Spaghetteria)
軽食堂またはスパゲッティ専門店という意味を持ちますが、軽いタイプのレストランです。大都市に見られる形態で、若者や旅行者向きのカジュアルな店です。

◆ターヴォラ・カルダ(Tavola calda)
軽食堂、セルフサービスの食堂。調理済みのお総菜類がたくさん並べられて、選んで皿に盛ってもらいます。テイクアウトも可。駅前や観光地に比較的多くあります。

◆ロスティッチェリア(Rosticceria)
軽食堂、セルフサービスの食堂、ローストチキンなどの焼き物専門店。ターヴォラ・カルダと一緒になっているところも多く見られます。

出典 http://www.nisshin.com

お店によって食べるべきものや服装も変わってくるので要注意です。

イタリア料理ではセコンドを頼んで○

イタリア料理のフルコースは、前菜(アンティパスト)、パスタやリゾット、スープのプリモ・ピアット(第一皿)、メインとなるセコンド・ピアット、ドルチェ(デザート)です。

フルコースで臨みたいリストランテではありますが、どうしてもお腹がいっぱいになりそうであれば、選ぶべきメニューがあります。

日本人は、ついつい前菜とパスタを注文してしまうのですが、これが大間違い!

出典 http://www.nisshin.com

イタリアのレストランでは、最低限「セコンドだけは注文する」のが流儀です。イタリアを訪れ、現地のレストランに入り、フルコースが無理なお腹なら、プリモをとばしてでもセコンドだけはとってください。

出典 http://www.nisshin.com

日本と違って、一般的にはパスタはメインにならないということを覚えておきたいですね。

もしパスタだけ食べたいようなときは、庶民的なトラットリアやオステリアを選ぼう。また1皿を2人で食べるのも、そういう店なら問題はない。

出典 http://www.arukikata.co.jp

知っておきたいレストランでのマナー

①携帯電話や大きなカバンはNG。食を楽しむ場所であることを忘れないでください。

席に着く前に荷物やコートは、あらかじめお店のクロークに預けておきます。
小さなバッグなら背もたれのところに置いておいてもいいでしょう。また、席に着く前に、携帯電話の電源はマナーモードにしておきます。電話が鳴ったら相手の人に席を立つことの許しを得てから席を離れます。

出典 http://u-note.me

②"手"を使ってたべるのは意外とOK!

パンに主菜のソースやスープをつけて食べてもOK。おいしい証ととらえられます。
一皿を分け合って食べてOK。
ナイフやフォークで食べにくい料理は手を使ってOK。

出典 http://www.beautea.net

フォーク・ナイフで食べる西洋料理のマナーよりもややゆるやかなところもあります。

スープが多いパスタなど、スプーンを使っても問題ありません。

イタリアのマナーブックにもスプーンはマナー違反とは書いていないので、気にせず使っていい。ただし、地方に行くとスプーンで食べるなんて御法度、というところもあるようなので、店の人に聞いてみるのがいいだろう。

出典 http://www.arukikata.co.jp

③日本人がよく"手"で食べがちなピッツァはフォークとナイフを使うのがマナーです。

基本的にはイタリアンは手をつかってもOKですが、ピッツァはちゃんとフォークとナイフを使うのがマナーなんです。

手で食べるのは基本的には立ち食いのピザのみだってご存知でしたか?

焼きたてのピッツァはアツアツ。はじめはナイフとフォークを使って食べたほうが無難ですし、見た目もエレガントです。店に座って食べるとき、ほとんどのイタリア人はナイフとフォークを使っています。

出典 http://www.nisshin.com

リストランテ・ピッツェリアへ行く場合は、ピッツァ専門店に行くときよりは、若干のドレスアップを。やはり男性はジャケット着用、女性もあまりカジュアルな服装は避けたほうが無難です。

出典 http://www.nisshin.com

④カプチーノをオーダーするのはスマートではない

『食後にカプチーノ??ありえない!!!』というのがイタリア人である私の本音。そもそも、カプチーノはコーヒーとミルクの組み合わせで、あまり消化にいいものではありませんし、ましてや、イタリアのミルクはとても重いので、お腹一杯食べた後のカプチーノなんて胃もたれのもと以外の何ものでもありません。

出典 http://www.nhk.or.jp

では何を飲むべきかというと、

イタリアにおける正しい食後の飲み物は? 昼食後ならエスプレッソ、夕食後なら食後酒です。

出典 http://www.nhk.or.jp

⑤欧米では珍しくチップはマストではありません

海外ではサービスに対してチップを払うことがマナーとされていますが、すでにservizio(サービス料)が含まれている場合は必要ありません。専属のウェイターのサービスがとても良かった場合などには、感謝の気持ちとしてさらに渡しても。

たまりがちな小銭をつい置いてしまうのも要注意です。

端数を切り上げる形で小額を残しておくぐらいが適当です。ただ2セント5セント10セントなどの小銭だけを置いていくのは、かえって失礼(小額すぎるので、いらない小銭を置いていったという感じになり、感謝の意が感じられないため)

出典 http://yukipetrella.blog130.fc2.com

一度知っておけば困らない、美味しいものを美味しく、という考え方に基づいたイタリアのマナー。頭に入れておいて、現地やイタリア料理のお店で楽しい時間を過ごしたいものですね。

WRITER

ユーキ。
ユーキ。

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