• やまとなでしこ道

何にでも「お」をつけてない?レディなら知っている、意外と間違えやすい尊敬語のルール

2016.09.28

真に美しい人。それは、外見を磨いただけでは得られない、内側から溢れ出す魅力のある人……。この連載は、そんな"やまとなでしこ"な女性を目指す貴女のために、by.S世代が知っておくべき人としての教養や知識をお届けします。

外見が魅力的な女性も素敵ですが、美しい言葉遣いや敬語を自然と使える女性を見ると、上品で、知的な印象を受けますよね。
逆に、間違った敬語を使ってしまうと、その人のイメージを下げてしまうことになりかねません。

知的で上品なレディのby.S読者の皆さん、貴女は正しい敬語を使えている自信がありますか?

意外と間違えやすい。「お」をつけてよい言葉、いけない言葉

「おビールはいかがですか」

パーティーや会社の飲み会など、目上の人にお酒をすすめる場面でよく見られる光景ですね。相手に丁寧に接したいと思うあまり、使った事がある人も多いのでは。

しかし、この使い方は間違いです。例外もありますが、ビールなど外来語には「お」をつけません

この場合には、「お飲み物はいかがですか」もしくは「ビールをお飲みになりますか」と聞くときちんとした日本語が使える女性として好印象です。

他にも、よく聞くフレーズ例として、「おトイレはどこですか?」などがありますが、こちらも間違い。「お手洗い」というのが正しい「お」の使い方です。

「お名前を頂戴できますか」

こちらはよく聞くフレーズですが、どこが間違っているか分かりますか?

「名前」の前に「お」をつけるのは、相手への敬意を示しているのでOKです。この場合、「頂戴出来ますか」の部分が間違っています。

名詞「もらう」の謙譲語が「頂戴する」であり、「もらう」という言葉は基本的に物に対して使用します。名前はもらうものではないのでこの場合は「お名前をうかがってもよろしいでしょうか」が正しい日本語です。

一方で、よく似た印象の「お名刺をいただけますか」は正しい表現(名刺はもらうものなので)になります。

美しい人は知っている。「お」の正しい使い方

正しく使うポイントとして覚えておきたいのが『お』は、相手の行為や所有物について尊敬語の働きをするということ。

例えば、

「お考えを伺いたいのですが」
「お体の具合はいかがですか」
「お帽子はこれですか」

などは正解です。

そして、自分がする動作・行為に『お・ご』はつけられない、と覚えておきましょう。ただし、相手にへりくだる謙譲語として使う場合、下記の場合のみ使用できます。

「お礼を申し上げます」
「おかまいもしませんで、大変失礼いたしました」
「今日はお願いがあってまいりました」
「明日改めてお電話(お手紙)いたします」


また、丁寧に伝えようとし過ぎて『お』を多用しても、不自然になるので注意しましょう。

「お鰻はお嫌いだとおっしゃいましたが、お魚はいかがですか」

客様のお話はお勉強になることばかりで、お時間経つのがお早くて……」
というようなことは、聞いていて美しい日本語には感じませんよね。

『お』の使い方を正しく身につければ、貴女の印象はぐっと知的に。美しい日本語を操って、"やまとなでしこ"にまた一歩近づいていきましょう。

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text : by.S編集部

Edited by by.S 編集部

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