生理痛に苦しむ時代は終わり。“怖いイメージ”をくつがえす「低用量ピル」のメリット

2017.05.19

海外ではポピュラーな「低用量ピル」も、日本ではまだ「太りそう」といったマイナスイメージが…。産婦人科医の宋美玄先生によると、それは20年前の「中用量ピル」時代の話。最近の低用量ピルは、月経悩みを解消し、アラサー女子の快適な生活に欠かせないアイテムとしてメジャーになりつつあるのだとか!

# ピルを飲むことでかえって健康に? 老化を防ぐメリットも!

子宮は、年に約13回も月経と排卵があって、年齢とともに老化していく…。子宮が老化すれば、子宮内膜症や月経トラブルのもとに。そんなとき、ピルを飲んで排卵を抑え、子宮を休ませることで、老化を軽減させるのも一つの手。

子どもを産まなければ、卵子はずっと精子に出会うことのないまま。無駄に子宮を働かせて負担をかけているだけ。ピルで子宮を休ませておいたほうが、心も体もずっと健やかでいられます。

出典 宋先生コメント

「でも、ピルって避妊薬だし、不妊になりそう…」と思っているひとも多いのでは…?

子作りをする前までピルを飲んでいたほうが、飲まずにいた人に比べると妊娠する確率が高くなりますよ!

出典 宋先生コメント

# 生理痛もPMSのイライラも、「低用量ピル」で解消!

低用量ピルで排卵を止めることは、PMSを起こすようなホルモンバランスにならないということ。だから、さまざまな月経トラブルを防ぐこともできる。生理痛はもちろん、子宮の病気や、女子ならではの不調を軽減する効果まで、低用量ピルの効果は数多し。毎月の生理悩みに、振り回されないなんて感動的…!

低用量ピルは副作用の多い薬ではありませんが、まれと言って良い頻度で起こりえる副作用があります。また、喫煙者や妊婦さん、高年齢の方など処方できない場合もあるので、注意が必要です。

出典 宋先生コメント

さらに、購入方法には気を付けるべきなのだそう…。

最近では、ネット通販でも販売されているようですが、産婦人科で体に合ったものを処方してもらうのが正解です。妊娠したいと思ったタイミングで、やめるのもOKですよ。

出典 宋先生コメント

「ピルはやっぱり怖い…」と敬遠していたひとも、毎日をもっと快適に過ごしたいなら、低用量ピルを使わないなんて、もったいない! 生理痛もPMSも、我慢するのはもうやめましょ。

取材協力/産婦人科医 宋美玄先生

supervised by

産婦人科医 医学博士
宋 美玄

大阪大学医学部医学科卒業後、同大学産婦人科に入局。“カリスマ産婦人科医”として女性の悩み、セックス、性や妊娠などについて女性の立場から積極的な啓蒙活動を行う。

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