海・フェス・花火etc…。夏の接近戦前、ケアしても増え続ける「嘘ニキビ」にご注意

2017.06.06

海や花火大会など、夏は楽しいイベントがいっぱい。でもそんなとき心配なのが、急接近したときに感じるニキビへの視線…。接近戦前になんとかニキビと決別しておきたいところ。

そんなニキビ悩みについて、美肌のエキスパートとしても名高い、渋谷スキンクリニックの吉田貴子院長に聞いてみると、もしかするとそれ、ニキビじゃない可能性もあるとのこと…。
最近「ニキビだと思っていたら、別の症状だった」というひとをよく見かけるそうで、自己判断は絶対にしないように! と指摘。

# ニキビと思っている、それ。実は○○かも…

ニキビ肌向けの洗浄料や保湿剤を使っているのに、こっちが治ったらまたこっちにも大人ニキビが…! といつも闘っているひと、実はそれ“マラセチア毛包炎”の可能性が…。

見た目が、ニキビのようなマラセチア毛包炎は、そもそも原因菌がニキビのアクネ菌とは異なり、マラセチア菌。だから、治療はもちろん、ケアの仕方も異なるのだそう…。

ニキビとおなじ形容の「マラセチア毛包炎」は、患者さんのなかにもニキビと勘違いして来院される方が多いです。

出典: 吉田先生コメント

# ニキビだと勘違いして、間違ったケアをしてしまうと悪化する可能性も?

マラセチア毛包炎の特長は、痛みではなくかゆみが引き起こる確率が高いとのこと。さらに赤い発疹の症状が見られるときも要注意。 
一見、赤ニキビと黄色ニキビが混在しているようなマラセチア毛包炎。治療方法がニキビとは異なるので、乾燥ニキビだと思い込んで保湿などしてしまうことで、悪化する可能性もあるのだとか…!

マラセチア毛包炎は、清潔にして乾燥した状態を保つことが大切です。また、汗をかきやすいひとが発症しやすいです。

出典: 吉田先生コメント

マラセチア毛包炎の可能性も考えられる場合は、こまめに汗を拭きとることや、汗を吸収してくれる衣類を着ることも対策のひとつです。治らない場合はすみやかに治療することをおすすめします。

出典: 吉田先生コメント

暑くなってきて、皮脂汚れや毛穴づまりなどで肌が気になるシーズン。夏のイベント前に、なんとか肌荒れを治しておきたいところ。そんなとき「ニキビができてる!」と決めつけないように注意して。正しいケアで美肌を手に入れ、今年は夏を謳歌しましょ。

取材協力/渋谷スキンクリニック 吉田貴子院長

text : by.S編集部

supervised by

渋谷スキンクリニック院長
吉田 貴子

皮膚科・美容皮膚科医。渋谷スキンクリニック院長。あまねく人々のホーム”スキン”ドクターになるべく毎日奮闘中。コラムなど執筆活動でも美肌普及活動に力を注いでいる。

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