慣れてしまえば、怖くない…! 第三の生理グッズ「月経カップ」のメリットと使い方

2017.07.06

膣に挿入することで、快適な生理シーズンを過ごせる便利グッズ。聞いたことはあるけれど、使い方もよくわからないし、正直怖い…というひとも多いのでは? そんな世間に対して、「怖いというイメージが先走っている…。慣れてしまえば、こんなに便利なアイテムはない!」と産婦人科医の宋美玄先生

自由にトイレへ行けない、なんてときのお悩みも解消してくれるなら、手にしてみたい気もする…。

# 生理に悩む女性へ。新しい選択肢「月経カップ」と、その使い方

汗ばむシーズンの生理に、ナプキンやタンポンは不快…。とはいえ、結局どうにもならないと耐え忍んでいる女性が多いのも事実。そこで、気になる助っ人「月経血カップ」にフォーカス。欧米ではメジャーというけれど、これって膣に入れちゃって大丈夫なの…?

月経血カップは医療用シリコン素材を使っています。タンポンに比べるとはるかに感染の温床になりにくいので、朝から晩まで入れっぱなしでも大丈夫です。

出典 宋先生コメント

さらに、経血が酸化しにくいので、あの時間が経った時の不快なニオイがほとんどないです。ナプキンのニオイや蒸れ、かぶれなどが気になるひとにこそ、使ってほしいですね。

出典 宋先生コメント

気になるけれど、どうやって使ったらいいの…?

①柔らかいカップを小さく折りたたんで膣に挿入

②膣内でカップが開いてフィットし、経血を受け止めてくれる


③トイレのときは、水や水とハンドソープなどがあれば洗ってから戻す。ない場合は、トイレットペーパーで拭いたり、最悪そのままでも大きな問題なし

④使用後は、膣の中に指を入れ、カップを少しつぶして取り出す

トイレで洗浄設備がないとき、手が経血で汚れてしまうため、ウェットティッシュなど手ふきアイテムはマスト。手が汚れるのが嫌というひとは、ビニール手袋を使用するのもおすすめ。不安なひとは、無理に経血を捨てなくてもOK

また、ソープで洗えば基本は大丈夫ですが、電子レンジで高音消毒するアイテムもあるので、自宅ではそれを使うなどしてください。

出典 宋先生コメント

# 旅行や温泉にも便利で、くり返し使えるから経済的

慣れるまで、カップの着脱はバスルームなどで行うのがおすすめ。外出先では、漏れないように、紙ナプキンなどを敷いておくと◎

タンポンなどの使用経験がない人でも、コツさえ掴めば上手にインできるとのこと。装着中は、海や温泉にも普段どおり入れる。さらに、1個を洗って使うから、かさ張らない。まさに旅行に欠かせないアイテムといえそう。

月経カップは、ソープなどで洗えば何度でも使いまわしができるから経済的です。ゴミが減らせるのもうれしいですね。

出典 宋美玄さんコメント

月経カップは「使ったことはないけれど、怖い…」なんて先入観は捨てるべき、優秀アイテム。体にはもちろんのこと、お財布や地球にもやさしい。生理に悩める女性たちを救ってくれる日も近いかも。この夏、選択肢のひとつとして試してみてはいかが?

取材協力/産婦人科医 宋美玄先生

supervised by

産婦人科医 医学博士
宋 美玄

大阪大学医学部医学科卒業後、同大学産婦人科に入局。“カリスマ産婦人科医”として女性の悩み、セックス、性や妊娠などについて女性の立場から積極的な啓蒙活動を行う。

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