“乾燥”や“紫外線”だけじゃない。夏の肌トラブルを招く「肌荒大気」って知ってる?

2017.08.21

炎天下のなか外に出ると、紫外線ダメージで肌にハリがなくなる。デスクワークの日はエアコンの風にさらされて、夕方ごろには肌が乾燥してゴワゴワに…。そんな夏特有の肌トラブルに毎年悩まされるといういうひとも多いかも。

「でも実は、夏に肌が荒れる原因は紫外線や乾燥だけじゃないんですよ」と話すのは、渋谷スキンクリニックの吉田貴子院長。美肌のエキスパートが教えてくれた、この夏気をつけたい肌荒れ要因って?

夏の肌に影響を与える外部環境要因には、紫外線と乾燥以外に、PM2.5などの大気汚染物質による、“肌荒大気(はだあらしたいき)”があるんです。

出典: 吉田先生コメント

「肌荒大気」には、大気汚染物質が流れ込みやすい”流入型”の肌荒大気と、山地が近く大気の流れが停留しやすい”滞留型”の肌荒大気の2つのタイプがあるのだそう…。

そんなトラブル肌の要因ともなる「肌荒大気」から、肌を守るにはどうすればいいの…?

その1:顔のくぼみの集中洗いで汚れを落とす

夏の大気汚染物質の付着量は、ほかの季節の3.7倍と言われています。それは、汗や過剰に分泌した皮脂に汚染物質がぺったり貼り付いてしまうから。汚染物質は顔のくぼみに多く付着し、お肌の不調を引き起こします。

出典: 吉田先生コメント

まず「顔のくぼみを集中洗いすること」が大切だと吉田先生。クレンジングと洗顔料による「ダブル洗顔」は必須! さっぱり洗いたいからと、クレンジング入りの洗顔料を使っているひとは、今夜からダブル洗顔に切り替えるのが吉。

洗顔料の選び方もポイント。人気のフォームタイプの洗顔はかさが増して見えるため、量が足りていないことがあるそう。洗顔石けんやクリームタイプ、ジェルタイプのものを手のひらでしっかり泡立てて、汚れをしっかり落としましょ。

その2:夏こそベースメイクをきちんとつくる

夏は肌がベタつくから、ベースメイクは日焼け止めだけで済ませている…というひとも多いのでは?

そんな手抜き派に対して、吉田先生は「日焼け止めのみはNG!」とキッパリ。大気汚染物質を肌の奥まで入り込ませないためにも、夏こそベースメイクをきちんとつくるのが大事だそう。

ベースメイクの仕上げには、パウダーなどを重ねてお顔をサラサラの状態に保って。皮脂、汗はこまめにティッシュオフが基本です。

出典: 吉田先生コメント

肌がベタつくシーズンは、スキンケアやメイクもつい手を抜きがち…。だけれど、夏特有の「肌荒大気」から肌を守るために、「洗顔」「ベースメイク」の基本をいまいちど徹底して。今年は、すこやかなサラ肌で夏を乗り切りましょ。

取材協力/渋谷スキンクリニック 吉田貴子院長

text : 東谷好依

supervised by

渋谷スキンクリニック院長
吉田 貴子

皮膚科・美容皮膚科医。渋谷スキンクリニック院長。あまねく人々のホーム”スキン”ドクターになるべく毎日奮闘中。コラムなど執筆活動でも美肌普及活動に力を注いでいる。

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