ダイオキシンが体内に吸収される…? 産婦人科医に聞く、気になる「タンポン」の真実

2017.08.10

“膣に入れる”という恐怖感や、体に毒なのでは? という漠然としたイメージで、まだ使ったことがないという女子も多いよう。とくに、“子宮にタンポンの化学物質が溜まる”なんて言われると心配になる。これらのうわさ話について、産婦人科医の宋美玄先生に聞いてみると…。

# タンポンに含まれる“ダイオキシン”が体内に…?

タンポンを膣に入れても化学成分は入らないし、体内に蓄積もしません。“子宮系の病気になる説”に対しても、何度も言いますが「デマ」です。

出典 宋先生コメント

やっぱり、使用方法を守ってタンポン使う分には、子宮系の病気の原因になるということはないみたい。

それでも、“膣に入れる”って考えると、ちょっと怖いかも…。

# ラクラク快適。もっと早く使ってみるべきだった…!?

通常8時間までは使用できるいわれるタンポン。数回ほど練習は必要かもしれませんが、慣れてくれば問題なく、実際に使っているひとも多いですよ、と宋先生。

ドロッと経血が出る感覚もなく、生理中でも海やプールに気にせず入れて◎。さらに夏のムレやにおい対策にも一役。生理中のゆううつを軽減してくれるタンポンを、使わないほうがストレスになりそう…。

# 便利アイテムを使うのに、罪悪感はいらない

昔は紙ナプキンなどはなく、女性は自分自身で月経血をコントロールしていたと言われている。だからといって、私たちも同じ生活をしなければダメなんてことはない。

今はタンポンや紙ナプキン、低用量ピルなど、現代の女性の「過ごしにくさ」を和らげるアイテムがあるんだから、遠慮なく活用していいんです。変な妄説や価値観の押しつけに苦しむ必要はありません。

出典 宋美玄さんコメント

夏場の生理はムレやにおいで、いつもに増してゆううつ…。便利アイテムがあれば、がまんせずに力を借りるのが吉。いろいろな後ろめたさから解放されることが、本当に健康な暮らしが送れる方法なのかも。

取材協力/産婦人科医 宋美玄先生

supervised by

産婦人科医 医学博士
宋 美玄

大阪大学医学部医学科卒業後、同大学産婦人科に入局。“カリスマ産婦人科医”として女性の悩み、セックス、性や妊娠などについて女性の立場から積極的な啓蒙活動を行う。

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