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破れたらどうする…? 望まない妊娠を避けるために「アフターピル」の基本知識を✔

2017.10.11

避妊に失敗してしまった…。そんなときには、すぐに産婦人科を受診してほしいと産婦人科医の宋美玄先生は語る。
処方してもらえるのは、緊急避妊薬・通称「アフターピル」。セックス後の避妊に効果が高いというけれど、聞きなれないひとも多いよう。

「確率の高い避妊」とは、ピルやコンドームを正しく使うこと。でも、宋先生によると「自分は避妊したつもり」になっているだけのひとも多いのだとか…。

「避妊失敗」って医学的にはどういうこと?

コンドームをつけずにセックスして、後から膣を洗ったからといって、“避妊できた”と思っているひとはいませんか? それは無防備なセックス、“避妊失敗”ともいえます。

コメント: 宋美玄先生

コンドームが外れたり破れたり、付けるのを忘れて膣外射精をしたというひとも、妊娠の確率が高まる行為といえる。当てはまるなら、緊急避妊をしてほしいと宋先生。

「アフターピル」は72時間以内がマスト

セックスが終わった後、病院に行くタイミングは基本的に72時間以内。ただし、72時間以内でも、早めに緊急避妊を行なったほうが、より効果は期待できるのだそう。

アフターピルは、できるだけ早く飲んだほうが避妊率が高くなります。もし土日を挟むときは、休日に診療している産婦人科を探して行ってくださいね。

コメント: 宋美玄先生

早く飲めば避妊率が上がるからといって、人手が少ない夜中に病院へ駆け込むほど焦らなくても大丈夫。翌朝の通常診察で処方してもらうのでもOK。

「低用量ピル」と「アフターピル」の違いって?

「低用量ピル」と「アフターピル」との大きな違いは、使用目的が異なることはもちろん、“飲む回数”にくわえ、“価格”と“避妊率”。宋先生によると、低用量ピルには黄体ホルモンと卵胞ホルモンが含まれる一方で、アフターピルに含まれるのは黄体ホルモンのみ。そのため、副作用が起きにくい構成になっているのだとか。

アフターピルの飲む回数は、72時間以内に2錠飲むというように、1回だけです。

コメント: 宋美玄先生

アフターピルの避妊率は98%で、低用量ピルだと99.9%といわれているので、本来は、毎日飲む低用量ピルのほうが避妊率は高いです。

コメント: 宋美玄先生

また、低用量ピルはいくつか種類があり、中には保険が利くものもあるけれど、アフターピルとして医療機関で処方してもらえるのは1種類。保険が利かないため、値段はお高め。

国内で唯一認可されている、「ノルレボ錠」がアフターピルです。値段は医療機関によって異なりますが、保険外なので相場は1万5000円です。

コメント: 宋美玄先生

アフターピルは、“いつも頼るピル”ではないけれど、知っておいて損はないはず。もし、もっと確実に避妊したいなら、ふだんから低用量ピルを服用するという選択肢を検討してみるのも、ひとつの手かも。

取材協力/産婦人科医 宋美玄先生

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配信日:水曜日(隔週)

巷のビューティー神話に、産婦人科医の宋美玄先生がお答え。

supervised by

産婦人科医 医学博士
宋 美玄

大阪大学医学部医学科卒業後、同大学産婦人科に入局。“カリスマ産婦人科医”として女性の悩み、セックス、性や妊娠などについて女性の立場から積極的な啓蒙活動を行う。
by.Sチャンネル「巷のビューティー神話にご用心。」で水曜日(隔週)配信中!

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