ダイビングもできる♥メキシコ カンクンの”グランセノーテ(聖なる泉)”神秘の美しさ

果てしなく広がるジャングル、エメラルドグリーンの海、聖なるマヤ文明遺跡の数々。マヤ文明の世界観を肌で感じられる貴重なリゾート「ユカタン半島」と「グランセノーテ」をご紹介します。

2014.08.12 更新

メキシコ湾とカリブ海の間に突き出ているユカタン半島。
中南米に3世紀から17世紀末にかけて栄えたマヤ文明の遺跡が数多く残されている神秘的な場所です。
歴史の偉大さ、自然の美しさと脅威、そして古代文明に触れることのできるこの地は、
世界中の考古学者や観光客を魅了し続けています。

ユカタン半島とは

メキシコにあるユカタン半島は、石灰岩によって形成されている山も川もない半島。
日本からはアメリカ経由で16時間以上掛かります。

「死ぬまでに行きたい世界の絶景」という本に掲載されており、世界遺産も点在するため、世界中の観光客が集まる人気スポット。近年新婚旅行などで日本人にも人気です。

美しい景色を眺めて海水浴を楽しみ、美味しいものを食べてリフレッシュするだけのリゾート地とは違います。ここはマヤ文明の遺跡と謎が数多く残されている神聖な場所。
ミステリアスな空間で古代文明を肌で感じながら、人類の歴史に触れることのできる特別なリゾート地なんです!

美しいビーチ「カンクン」

ユカタン半島は、アメリカでは特に大人気の観光スポットとして知られています。
エメラルドグリーンの海水に白い砂浜。一日中海水浴を楽しむ観光客もいます。

カンクン
ユカタン半島の先端に位置するメキシコ最大級のビーチリゾートで、年間300万人以上が訪れる人気観光地。滞在中に日帰りで楽しめる遺跡観光と併せて訪れる人が多い。

出典 http://www.looktour.net

世界遺産の「チチェン・イッツア」遺跡

チチェン・イッツァは、ユカタン半島に残されたマヤ古典期最大の都市遺跡です。
果てしなく広がるジャングルの中に、戦士の神殿や天文台など、数多くの遺跡群が点在します。

この地域では、近くにある湖の水を利用することで紀元200年ころから農耕が発達。それとともに人口が増加し、500年ころから多くの建造物が建築されるようになったそうです。
最盛期は、800年頃で5万人が住んでいました。
ユカタン半島で栄えたマヤ文明の都市国家は、なぜ滅びたのだろうか。
その理由は、いまだ明かされていない考古学上の謎だそうです。

出典 http://www.yokotravel.com

2007年7月に、新・世界七不思議の一つに選ばれたピラミッド。

マヤ文明を代表するユカタン半島北部の遺跡で、ククルカン王のピラミッド「エル・カスティーヨ」が有名。階段自体が太陽暦の日数を表している。

出典 http://www.looktour.net

現在遺跡の内部に入ることはできません。
遺跡の一部のピラミッドには、古代マヤ人の世界観や暦が表現されているんですね。
彼らは「死後の世界」や「天体」をピラミッドに反映させていました。なんとも神秘的。

目玉はなんといっても神聖な泉「グランセノーテ」

ユカタン半島の主役は、なんといってもこのセノーテ!

セノーテ (cenote) はユカタン半島の低平な石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まった天然の井戸、泉のこと。泉の下層には大規模な鍾乳洞が水没しています。 ユカタン半島の地下水脈の全長は、約2万Km。そしてセノーテの数も4−5千個とのこと。大きなセノーテではダイビングも可能です。

出典 http://www.yokotravel.com

なんと、その数4~5000個!現地の人にはそれぞれの「お気に入りセノーテ」があるんだとか。

川の無いこの地で遥か昔マヤ文明の繁栄を支えたのがこの水源。
無数の命を支えたこの水は当然神聖な物として扱われた。
その中の幾つかの洞窟の水底からは生け贄の人骨や装飾品が見つかったという。
古代マヤ人が知っていたかどうかは解らないが、これらの無数の洞窟は地下で100Km以上に渡って繋がり、そのまま海まで伸びているという。

出典 http://www.kentoitoh.com

この泉の前には神殿があり、ここから生贄や人間の心臓が投げ込まれたそうです。
泉の底の発掘調査ではたくさんの貴金属や財宝、人骨などが発見されています。

マヤ人にとってセノーテは、「別世界への入り口」でした。
ここを地下世界への入り口として神聖視し、地下には幽霊や恐ろしい神がいて人々の敬意を求めていると信じていたのです。
多くのセノーテには地下世界へのささげ物が沈んでいます。

何も知らずに水遊びを楽しむよりもこの場所の歴史を知った上で泳ぐほうが、意味のある時間を過ごせそうですね。
それにしても水の色が美しい!太陽が反射してエメラルドグリーンに光り輝いています。

川のように見えている雲は腐敗した植物から発生する硫酸水素酸塩です。30メートルほどの層になっていて層の上には淡水が、下には海水があるとても不思議な場所です。
幻想的・・・。

中に潜ると・・・
泉の下層には大規模な鍾乳洞が水没しています。

透明度が高く、幻想的な光景が広がるダイビングスポットとしても人気で、
中でも「アンヘリータ」と呼ばれる縦穴式のセノーテは、
水中に雲のような川が流れている神秘的で不思議な場所。

水の中とは思えないほどの透明度。
無数の泡が光を反射する様は宇宙空間を連想させる。

出典 http://www.kentoitoh.com

地上から差し込む光が、言葉では表しようの無いほど美しいです。
マヤ人たちがこの光景を見てここを神秘的なものと崇めた理由もわかります。

美しさと怖さが表裏一体の大自然の中。人間は本当に小さく弱く儚い存在なのだということを思い知らされます。

多くの人を魅了して止まないここユカタン半島は、まだまだ謎の残る場所。
次の謎の解明者は、あなたかもしれません。

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