注目の「90年代ファッション」。かつて流行を支えた“スーパーモデル”何人知ってる?

2017.11.11

「時代は繰り返す」とはよく聞く言葉だけれど、ここ数年トレンドになっているのが90年代ファッション。淑女たるもの、当時の流行をつくり上げたスーパーモデルの存在も合わせておさらいしておきたいところ。今回はメイクアップアーティスト佐々木貞江さんが、この人だけは最低限チェックしておくべき有名スーパーモデルをピックアップして教えてくれた。

いま90年代ファッションがキテる

ベロアやエコファー、台形ミニスカート、チェック柄、ビッグシルエットのジャケット、ラインパンツ……じつはこれらはすべて90年代に流行ったファッションアイテム。もうすっかり自分のコーディネートに定着しているという人も多そうだけど、この流行を支えた“スーパーモデルの存在”はご存知かしら?

90年代に活躍したスーパーモデルたち

出典: 佐々木貞江さん私物

90年代ファッションは、スーパーモデルたちが身につけることによって爆発的に流行した。それぞれが強烈な個性を放ち、まるでアートのように完成された彼女たちは当時圧倒的な人気を集めていたが、いま改めて見ても新鮮で魅力的な女性ばかり。美意識を刺激してくれる、90年代のスーパーモデルを何人かご紹介。

<Christy Turlington(クリスティー・ターリントン)>

アメリカ出身。13歳の時に乗馬をしていたところを事務所に見出され、高校卒業後から本格的なモデル活動を開始。87年にカルバン・クラインの香水のイメージモデルとして大ブレイクし、スーパーモデルとなった。ジョルジオ・アルマーニやメイベリンの広告モデルとしても有名。現在はヨガのインストラクターとしても活躍している。

<Linda Evangelista(リンダ・エヴァンジェリスタ)>

カナダ出身。幼いころからモデルを志していた。さまざまなヘアスタイルでガラッと印象を変える様はカメレオンにも喩えられ、VOGUEをはじめ数多くのファッション雑誌の表紙を飾った。日本のTVCMへの出演経験もある。「1万ドル以下の仕事ならベッドから出ない」という名言を残したことでも有名。

Naomi Elaine Campbell(ナオミ・キャンベル)

イギリス出身。7歳の時にボブ・マーリーのMVに出演している。15歳でモデル事務所にスカウトされ、モデル業界に。その3年後、黒人モデルとして初めてVOGUE(フランス版)の表紙を飾った。これは友人のイヴ・サン=ローランが「黒人モデルの起用を拒絶するなら、自分のブランド広告を誌面から全てはずす」と詰め寄ったことで実現した。

<Cindy Crawford(シンディ・クロフォード)>

アメリカ出身。学生時代は成績トップで、もともとは医師か科学者を目指していた。モデルコンテスト準優勝をきっかけに名門大学を中退し、本格的にモデル活動をスタート。90年代には最も多く活動したモデルとしてトップの座を手に入れ、テレビキャスターとしても活躍した。口元のホクロがチャームポイント。

<Claudia Schiffer(クラウディア・シファー)>

ドイツ出身。17歳の時、パリの有名モデル事務所にスカウトされたことをきっかけにモデルの道に。ELLEをはじめとする有名ファッション雑誌数百冊の表紙を飾り、一躍トップモデルとなった。シャネルのミューズとしても活躍し、「生きたバービー人形」と喩えられたことも。スーパーモデルの中で、最も多くのパパラッチに囲まれていたとも言われている。

<Richard Avedon(リチャード・アヴェドン)>

また、スーパーモデルを語る上で欠かせないのが、ファッション写真に命を吹き込んだフォトグラファーの存在。アメリカ出身のリチャード・アヴェドンは、Harpper'sBAZAARをはじめとする多くのファッション・写真雑誌で活躍した人気フォトグラファーの一人。オードリー・ヘップバーン主演のミュージカル映画『パリの恋人』に登場するフォトグラファー・ディックは、リチャードがモデルになったといわれている。

90年代ファッションの背景を知れば、トレンドを取り入れたコーディネートもさらに“こなれた”印象に。次のショッピングでは、ぜひお気に入りのスーパーモデルのことを思い出してみて。

取材協力/メイクアップアーティスト 佐々木貞江さん

supervised by

メイクアップアーティスト
佐々木 貞江

ファッション誌、ビューティー誌、CF、広告等で活躍中。ナチュラルからモードまで幅広く、被写体を最大限に輝かすメイクに、女優やモデルが多数支持。
by.Sチャンネル「Your life, Your pace.」で水曜日(隔週)配信中!

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