ジェーンバーキン&ココシャネル。大人の女たるもの知っておきたいブランドミューズの話

2017.11.26

いまさら聞けないブランドミューズ2人の話

女性なら誰もが一度は憧れる、エルメスのバーキンやシャネルのバッグ。しかし、その名の由来となったジェーン・バーキンココ・シャネルについては実はよく知らない…なんて方も多いのでは? 人気メイクアップアーティスト・佐々木貞江さんはそんなブランドミューズについて大人の女性たるもの知っておいて欲しいと語る。そんないまさら聞けない2人の話をご紹介。

ブランドの歴史やミューズについて知っていると、ブランドそのものや、持っているブランドのアイテムにも愛着が沸いてきますよね。

コメント: 佐々木貞江さん

ジェーン・バーキン

“永遠のフレンチアイコン”として70歳になった今も世界中の憧れを集め続けているジェーン・バーキンは、じつはイギリス・ロンドン生まれ。モデルを経て、1967年に出演した映画『欲望』がカンヌ映画祭のパルム・ドール(最高賞)を受賞し、一躍注目の的になった。その後フランスに渡ると、作曲家のセルジュ・ゲンズブールと恋に落ち、歌手活動も開始。2人の間に生まれたのが、女優のシャルロット・ゲンズブールである。

エルメスの代名詞・バーキンは、飛行機で偶然隣り合わせたエルメスの社長がジェーン・バーキンに「あなたのバッグを作らせてください」と申し出たのがきっかけ。エルメスのバーキンのみならず、Tシャツにデニムといった自然体な着こなし、重めぱっつんバングスにロングヘアという「バーキン・ヘア」、かごバッグなど、流行のファッションスタイルに彼女が与えた影響は計り知れない。

Keep smiling―it takes 10 years off (笑い続けましょう。それが10歳若返らせてくれる)

コメント: ジェーン・バーキン 名言

ココ・シャネル

言わずと知れたファッションブランド「シャネル」の創業者、ココ・シャネル(本名:ガブリエル・ボヌール・シャネル)。1883年にフランスのオーベルニュ地方に生まれ、幼い頃に母親が病気で他界してからは孤児院や修道院で育った。田舎で針子の仕事をしながら一時は歌手を志していたが、1909年、当時交際していた将校に後押しされて帽子のアトリエを開業したことをきっかけに、本格的なファッションの道へと足を踏み入れる。翌年にはパリのカンボン通りに帽子専門店「シャネル・モード」を開店し、その5年後にはフランス南西部ビアリッツにブティック「メゾン・ド・クチュール」をオープン。デザインと機能性を兼ね備えたコレクションは当時のファッション界に革命を起こした。

1921年にはあのマリリン・モンローも愛用したシャネル初の香水「No.5」を発表し、ビジネスは順調に成長していたが、その後労働者のストライキによりほとんどの店舗を閉鎖。約15年間の沈黙を経てブランドを復活させてからは、女性解放運動全盛期のアメリカで熱狂的に受け入れられ、現在も世界中で愛され続けている。

A women who doesn’t wear perfume has no future.(香水をつけない女に未来はない。)

コメント: 詩人ポール・ヴァレリーの言葉を借り、ココ・シャネルがよく口にしていたとされる言葉

# その後のCHANEL
1971年ココ・シャネルの死後、今もシャネルを守り続けているのがカール・ラガーフェルド。白髪のポニーテールに、タキシードとサングラスがトレードマーク。

Not that clothes add to you, but you have to step up to the clothes.(服があなたに合わせるのではなく、あなたが服のほうに歩み寄らなければない。)

コメント: カール・ラガーフェルド 名言

ブランドミューズへの理解が深まれば、お気に入りのアイテムへの愛着もより一層わいてくるはず。ココ・シャネルは、「ファッションは色あせるが、スタイルはいつまでも変わらない」という名言を残している。今なお色あせない2人のスタイルを参考に、さらに魅力的な女性を目指してみて。

取材協力/メイクアップアーティスト 佐々木貞江さん

supervised by

メイクアップアーティスト
佐々木 貞江

ファッション誌、ビューティー誌、CF、広告等で活躍中。ナチュラルからモードまで幅広く、被写体を最大限に輝かすメイクに、女優やモデルが多数支持。
by.Sチャンネル「Your life, Your pace.」で水曜日(隔週)配信中!

佐々木 貞江に関連する記事

Recommend