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女医に聞く、妊娠超初期から現れる「15の症状」チェック。予兆はいつから…?

2017.12.06

次の生理が来るかどうか微妙な時期。何だか体の様子がいつもと違うかも…? 思い当たる節があるひとなら、なおさら気になる「妊娠説」。
超初期の時期に起こりがちな症状について、産婦人科医の宋美玄先生が語ってくれた。

「妊娠超初期」「妊娠初期」っていつから、いつまでのこと?

妊娠0週(妊娠前の最後の生理日)から4週の期間は「妊娠超初期」と呼ばれる。そして、妊娠4週から15週の期間のことを「妊娠初期」という。

「妊娠超初期」では妊娠検査薬で正しい反応が出ないから、妊娠したかどうかは体調の変化などで見極めたい時期でもある。早く知りたいひとにとっては、何か判断材料があると良いんだけど…。

妊娠超初期から「妊娠の兆候」が出るひともいるって本当?

ひとによりますが、早い段階から妊娠の兆候が出るひともいます。ただ何の変化もなかったという女性も多いので、かなり個人差があるでしょう。

コメント: 宋美玄先生

十人十色といわれる「妊娠のサイン」。そのなかでも、妊娠超初期に起こりがちな症状について宋先生に聞いた。

腹痛・出血・おりものetc. 風邪や生理前のPMSにも似ている「妊娠超初期症状」チェック

妊娠前に起こる症状として、よく聞くのは「風邪のような症状」「生理前のPMSに似ている症状」など。これらのような症状って、本当にみんなに起こり得ることなの? ほかにどんな症状が…?

宋先生に聞いた「15の症状」をもとに✓してみて。

症状その1:寝ても寝ても…眠気が止まらない

寝ても寝ても、まだ眠い…といった眠気は妊娠初期から起こりがちです。生理前のPMS(月経前症候群)ともよく似ていますが「眠りづわり」のような症状ですね。妊娠によるホルモンバランスの変化などから、起こっている症状かもしれません。

コメント: 宋美玄先生

症状その2:気力が起きず、体がだるい

横になりたい、体が重だるい…といった、体が休みたがっている感覚。これも妊娠が疑われる症状とのこと。無理をしないことが大切な時期だから、安静にするのがベスト。

症状その3:食欲が増す or なくなる

ひとによって食欲が増すひともいれば、逆に苦手な食材が出てきて食べられなくなるひとも。味覚や嗅覚に変化が起きている時は、食べられるものや好きな食べ物を見つけることがおすすめ。

症状その4:イライラ、不安、落ち込み

気持ちの変化も、生理前のPMSと見分けがつきにくい症状の一つです。環境や体調の変化に敏感になると、余計に気分の浮き沈みも起こりがち。ストレスを溜めにくい生活を心がけましょう。

コメント: 宋美玄先生

症状その5:溜まっているかも…便秘

日ごろから運動不足や生活習慣などで便秘気味というひとも多い。だから、便秘だからといって妊娠超初期だと判別つかないひとも。ただ、後から振り返ったときに「あのときの便秘は妊娠のせいだったのかも…」と気づくポイントにはなりそう。

症状その6:気になる、お腹の張り

便秘のひとが感じやすい症状ともいえる「お腹の張り」。下腹部の違和感や、生理痛のようなチクチクとした感覚も妊娠超初期症状の可能性アリ。

症状その7:おりもの量が増える

疲れや不調などを知る、体調のバロメーターでもある「おりもの」。妊娠を機に、おりものはひとによって量が増える傾向に。普段は気にならないのに、急に下着が汚れるようになったというときは、妊娠の疑いがありそう。

症状その8:少量の出血がある

わかりやすい妊娠超初期の症状が「着床出血」です。着床出血は、排卵日から2週間後くらいに起こります。出血は生理のように何日も続くわけではなく、少量なので見分けがつくでしょう。

コメント: 宋美玄先生

症状その9:ズキズキ…頭が痛む

頭痛があったからといって「妊娠かも…」と思うひとは少ないかもしれない。けれど、こちらも妊娠のサインの一つ。肩こりやホルモンバランスの変化で、頭痛に悩まされることも。

症状その10:まだ早いはずだけど…腰が痛い

生理前や妊娠超初期には、腰痛も症状として挙げられるそう。妊娠後期のような、物理的な重みで起きるのではなく、これもホルモンの関係。気になるようなら、ほかの症状と合わせて見極めたい。

症状その11:トイレの回数が増えた

妊娠超初期から続く症状のひとつが「頻尿」。一時的に収まるひともいるようだけれど、妊娠後期には、お腹の重みでトイレの回数はさらにアップ。水分の摂り過ぎや冷えには注意したい。

症状その12:フラフラ…めまいや立ちくらみ

宋先生いわく、妊娠でめまいを引き起こすというのは比較的レアケース。でも、貧血や疲れが重なったときには起こり得る症状といえる。

症状その13:気持ち悪い…つわり(吐き気)

吐き気は妊娠5~6週ごろからといわれているけれど、はじまりはひとそれぞれ。胃がムカムカしたり、食べ物を受けつけなかったりと、妊娠超初期特有の反応が起こる。

症状その14:生理がこない

やっぱり一番分かりやすい症状が「生理がこない」ということ。

生理周期がわかっているひとや、基礎体温をつけていて次の生理日が分かるひとは、すぐに妊娠かも?と気づくでしょう。私は二人目を妊娠した際、排卵日がはっきり分かっていたので、排卵日から15~16日ほどで「生理初日のはずなのに来ていないから、もしかして妊娠したかな」と感じました。

コメント: 宋美玄先生

症状その15:何だか熱っぽい…。風邪?

そういえば微熱が続いてぼーっとする…。風邪かな?と思うような症状は、妊娠超初期にも起こりがち。基礎体温は本来、生理が始まる頃には徐々に下がっていくもの。でも、妊娠が成立すると体温が高いまま続くと宋先生。

妊娠中は通常よりも長く高温期が続くことになります。ほてりや熱っぽさ、体温が上がったまま下がらないというときは、妊娠の可能性もあるでしょう。日ごろから「基礎体温計」で体温を測定しておくと、体調の変化を知るバロメーターになると思います。

コメント: 宋美玄先生

妊娠超初期の症状はひとそれぞれ。体験談は参考程度にするのがベター

妊娠超初期の体調は、ひとによってかなりバラつきがあるので、あくまで「体験談」として考えて。もし不調が改善されないようなら、別の病気の可能性もあるので早めに病院を受診するのが吉。

また、生理不順で排卵しているか分からないというひとや、生理周期を知るために「排卵日検査薬」もあわせて持っておくと便利!

妊娠超初期・妊娠初期ともに、やっぱり症状は気になるところ。とくに「妊娠超初期」は妊娠検査薬での判定が難しいから、体験談などの症状と比較してみたくなるけれど、病院で専門家に相談するのが正解。まわりの話に振りまわされないように注意して。

取材協力/産婦人科医 宋美玄先生

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配信日:水曜日(隔週)

巷のビューティー神話に、産婦人科医の宋美玄先生がお答え。

supervised by

産婦人科医 医学博士
宋 美玄

大阪大学医学部医学科卒業後、同大学産婦人科に入局。“カリスマ産婦人科医”として女性の悩み、セックス、性や妊娠などについて女性の立場から積極的な啓蒙活動を行う。
by.Sチャンネル「巷のビューティー神話にご用心。」で水曜日(隔週)配信中!

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