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#クボメイクが読む、2018年メイクトレンド予測。「進化した究極のナチュラル」ブーム

2018.01.11

「流行には、それに至るまでの経過と流れがある」というのは、ビューティ界きってのトレンドマスター、SIX代表の久保雄司さん。というのも、いままでのトレンドを見ていると、前年のトレンドが少しずつズレたものが流行したり、反対にその反動で流行したり、という流れがあるよう。

そこで今回は、2015年からのメイクトレンドから導き出した2018年のトレンドを久保さんに予測してもらった。

2018年、メイクは「上品」がキーワードに。

・「質感」を残せるコスメが豊作! 目もと、口もと、肌、すべて質感を残して、大人っぽく上品な新しいナチュラルメイクが誕生
・目もとは最新コスメでつくる、質感残しの囲み目メイクが新定番
「色で遊ぶリップメイク」がさらにレベルアップ
・チークに色が戻ってきた! 素肌感のある明るめチークで、メイクバランスの完成度を上げる

出典: 久保さん提供

僕の予想だと、2018年、目もとは2015年に近づくと思います。いわゆるナチュラルですね。でも、カラーレスというわけではない。2017年トレンドの囲み目はそのままだけど、「質感」が残る仕上がりの最新アイカラーのおかげで「上品」で「質感」のある、大人のナチュラルメイクができるようになります。

リップに関しては、カラーリップ人気は継続だけど、もう少しナチュラルに。色で遊べるけど、ちゃんと唇の質感が残るリップが流行ると思います。色だけでなく、質感が大事。

チークには色が戻り、2017年よりも少し色が感じられるものでバランスをとる。そんなメイクに変わるんじゃないでしょうか。

コメント: 久保雄司さん

#クボメイク監修。2015年~2017年のトレンドから「今年のメイク」を先取り

# 2015年 とにかく街中「おフェロ」一色に

出典: 久保さん提供

社会現象にもなった「おフェロ」メイクの起源は、3年前の2015年のこと。

・ツヤで勝負。究極にナチュラルな目もと
・ほほ中央高めの位置にクリームチークを。火照ったような頬
柔らかな質感、カラーのグロスでバランスをとる

2015年のメイクのニーズは、「してないように見えるメイク」でした。だから、ベースは生っぽいツヤのある肌、アイメイクは極力色は使わず、マスカラもラインも薄く仕上げ、チークとリップで色を足す「おフェロ」メイクが流行りましたね。この頃くらいから、徐々に自眉を生やす人が増えた印象です。

コメント: 久保雄司さん

# 2016年 ピュアから一変、強さがほしい時代。濃い色リップ×強い目もとが主流に

出典: 久保さん提供

ナチュラルでピュアな印象の「おフェロ」メイクから一転、濃い色リップなど「赤」が流行したのが、2016年。

・「おフェロ」メイクの濃いチークがそのまま上に上がってきた!ボルドーやバーガンディのシャドウが流行
・強めな目もとに合う、濃い色リップが大人気
・肌なじみの良いベージュなど、強い目もと、口もととのバランスがとれる「チークレス」なチークで外しを

爆発的なおフェロ人気も、2016年では陰りが。その反動で、ピュアな印象のメイクから大人っぽい印象の「強さ」を秘めたメイクに人気が集中。ただ、チークに使っていた「赤」はそのままに、今度はそれがアイメイクにシフトしたんです。この頃から、リップメイク人気が再熱。濃い色のリップで色を楽しむ人が増えました

コメント: 久保雄司さん

# 2017年 どこかに「茶」でなじませメイク。唇で色を楽しみ、チークでバランスを

出典: 久保さん提供

目もと、口もとのバランスは変わらずも、2017年はどこかに「茶色」を忍ばせたカラーが主流に。

・オレンジ+ブラウンなど、カラー+「茶」で肌なじみの良い目もとに。強さのバランスをとるため、ナチュラルな囲み目が復活
・リップは前年よりも多彩な「濃い色リップ」で遊ぶ
・目もとがナチュラルになった分、チークにもほんのり色がもどってきた

2017年のメイクは、カーキブラウンやオレンジブラウンなど「茶」が必ず入っていました。肌なじみの良いブラウンのおかげで、前年よりも目もとが控えめに。その物足りなさを「囲み目メイク」で解消する流れでした。
リップは変わらず強めの色ですが、目もとが薄くなった分、チークにコーラル系など色があるものを外側に広めに入れてバランスをとる形に。

コメント: 久保雄司さん

# 2018年 2015年の進化系。究極のナチュラルメイクが誕生する

この流れから見て、2018年は2015年と似ているけど、バランスが違うんですね。
質感を重視するのは同じだけど、2015年のようなチークの濃さもないし、入れ方も変わります。目もとはここほどナチュラルにはならず、囲み目などでしっかりやるんだけど、きちんと質感は残して、上品なナチュラルメイクに。
口もとも、2015年はできていなかった「リップの色で遊ぶ」という感覚を備えているのが、2018年なんです。濃い色リップの進化系が見られるようになると思いますよ。

コメント: 久保雄司さん

2015年からの流れで読む、2018年のメイクトレンド予測。質感を残せる最先端コスメを使えば、大人でも色を楽しめる、究極の上品ナチュラルメイクがかなうはず。

最後、久保さんが2018年のメイクを楽しむコツとしてあげてくれたのが「どこかで、ハマりきらない遊びゴコロを持つ」ということ。教科書通りのメイクにとらわれず、上品なメイクでも髪型だけパッツンにしたり、髪型は遊べなくても眉毛や目もとの質感を変えて外してみたり……。

そんな小さな意識をひとつ心に忍ばせるだけで、1日1日が少しずつ輝いていくはずです。

取材協力/SIX代表 久保雄司さん

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旬は短し、試せよ乙女

配信日:木曜日(毎週)

トレンドのメイクテクや最新アイテムの取り入れ方を指南。

text : 宮田愛子

supervised by

SIX 代表
久保 雄司

雑誌やWEBなどでヘアメイクとして活動し、全国でイベントを行う。2016年に『#クボメイク』(講談社)出版、17年には東京・表参道に美容室【SIX】をOpen!
by.Sチャンネル「旬は短し、試せよ乙女 」で木曜日(毎週)配信中!

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