"似合わない色"なんてない。ファッションアドバイザー直伝・どんなカラーも操る「魔法のテク」

2017.05.15

一度は耳にしたことがあるであろう“パーソナルカラー”。瞳や髪の色、顔立ちなどによってだれでも簡単に診断でき、似合う色はひとそれぞれ異なると言われている。

けれど、色彩コーディネーターでありファッションアドバイザーの日比理子さんは「似合わない色なんてない。好きな色なら似合うように着ればいいだけと話す。日比さん自身、さまざまなカラーを取り入れたコーデをふだんから楽しんでいる模様。

色を操る、まるで魔法のようなテクニックを教えてもらった。

似合わないかな、と思っても「着たい」という気持ちがあれば大丈夫。きっとそれぞれの色を着る方法はあって、どんな色もその人に似合うスタイリングがあると思うんです。

ただ、大前提として、どんな色が好きなのか、好みははっきりさせておくべき。それがはっきりしないから、パーソナルカラーを気にしすぎてファッションを楽しめない人をたくさん見てきました。

コメント: 日比理子さん

合う色を使った、ナチュラルコーデ

パーソナルカラーは全部で4つ。

1. Spring
春に咲く花々や新緑のような、明るくソフトなカラーや鮮やかで透明感のあるカラー

2. Summer
初夏のあじさいに見られるような、青みのあるグラデーションやグレイッシュなカラー

3. Autumn
秋の野山のような、深みのあるナチュラルカラーやアースカラー

4. Winter
冬空に舞うの雪のような、モノトーンカラーやコントラストがはっきりとした組み合わせのカラー

日比さんのパーソナルカラーは“Autumn。まずは、パーソナルカラーを活かしたコーデをご紹介。

ニット:apart by lowrys
パンツ:GAP
バッグ:MAISON KITSUNE
スニーカー:CONVERSE

得意なベージュニットにトーンを合わせたグリーンのパンツでコーデ全体の色を馴染ませているのがポイント。落ち着いたトーン同士でコントラストを抑えることで、品よくエレガントな印象に。

また全体的に服の色が淡くぼんやりした印象の時は、サングラスを投入して、ほどよく全体を引き締めています。サングラス以外にもバッグや靴で、引き締め色を使いますね。

コメント: 日比理子さん

淡いトーンの色は、パステルではなくちょっとスモーキーなくすみカラーを選ぶと、大人っぽく今年顔に。何色を選ぶかより、どんなカラートーンを選ぶかで印象はがらりと変わる。

パーソナルカラーから外れる色でも、似合わせる秘訣

日比さんは、自身のパーソナルカラーから外れる、ハイトーンなピンクのスカートも「好きな色だから」と割り切って着るのだとか。

“似合わせる”秘訣は、得意なブラウンを、バッグやサンダルなどの小物で取り入れ、自分に似合うように引き寄せていること。また、直接顔映りに影響がないように、ボトムスで取り入れていることもポイントです。

また、苦手な色のトップスなら顔映りが悪くならないように、首元の開いたUネックやVネックをチョイスするのもおすすめ。シャツなら第二ボタンくらいまで開けておくと◎。

それでも顔色がイマイチに見える場合は、チークやリップに少し赤みをオンしてみて。

コメント: 日比理子さん

まずは心に耳をかたむけて。そして「着たい!」と思う色なら、もっと自由に、自信を持って着てみたらいい。日比さんのスタイリングを参考に、カラーコーデをさっそく取り入れてみてはいかが?

取材協力 Fashion adviser/日比理子

text : 門上奈央

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